
By: Moyan Brenn
コラーゲン、ヒアルロン酸と並んで人気がある美容成分にプラセンタがあります。シミやたるみ、美白といった美容効果の他にも、代謝機能の活性化や疲労回復など健康面においても効果のある成分です。
プラセンタは、注射で皮膚の下に注入したり点滴をするという方法もありますが、手軽に始めるのならサプリメントが適しています。プラセンタサプリはたくさんの種類が販売されていますが、どれも似たようなものと思われがちです。しかし、成分を見てみると大きな差があることもあり、せっかくプラセンタサプリを始めるのならより効果的なものを選びたいものです。
プラセンタサプリの選び方としては、まず始めに植物性か動物性かの選択肢があります。動物性になるとどうしてもプラセンタ臭さのようなものがあり、人によっては気になって飲みにくいということもあります。そうなれば、せっかくのプラセンタも続かなくなってしまうので、大豆やライ麦から作られている植物性がいいでしょう。
動物性プラセンタサプリに使用されている動物では、豚や馬などがあります。人間の胎盤もプラセンタ治療として利用されていますが、これは医療用としてのみ許可されています。かつては牛のプラセンタも利用されていましたが、狂牛病が流行したことによって制限され、今日では使用されていません。多く出回っているのが豚プラセンタであり、手ごろな価格で提供されているので始めやすいものです。しかし、成分の面から考えると馬プラセンタが断トツに優れています。
馬は、豚のように出産回数が多い動物ではなく、一年に一度しか出産をしません。その分、たくさんのプラセンタ成分が蓄積をされています。また、豚プラセンタよりもアミノ酸の量は250倍にもなると言われており、さらに豚プラセンタにはない必須アミノ酸も含まれています。プラセンタサプリとしては高級品になりますが、栄養価の高さを考えるとそれほど高いものでもありません。